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第33回ピンポイントシューティング参加 [精密射撃]

20110326_pps.jpg

先の震災後の影響で精神状態ボロボロでしたが、気持ちを切り替える意味でもここは参加するべきだろうと思い、第33回ピンポイントシューティングに向かいました。

停電やガソリン等のエネルギー事情の影響で、バスや私鉄各社が減便運行を行っています。 いつも早めに行動していますが、それでも心配だったのでさらに早い時間に出発をしました。 ところがバス停には普通に駅行きのバスが停車していました。 ラッキー☆と急いで乗り込み駅に向かうと、これまた普通に電車が走っていました。 しかも準特急も普通に走っています。 さすが京王線です。 減便してもさほど影響無し。 そんなわけで、予定よりかなり早く新宿に着いてしまいました。

時間は9時です。 エチゴヤのオープンは11時ですから2時間近く早く来てしまいましたw

街道沿いにガストを見つけたので、晴天による花粉に塗れて外に居るよりは、暖かい建物の中に居たほうが堅実的だろうとw 朝食兼ねてガストにて時間を潰すことにしました。

10時50分、エチゴヤ前に到着。 入り口には池上さんが到着しており、花粉で目がショボショボ鼻がズルズルの状態で挨拶を交わしました。 しかし、今年の花粉は本当にキツイです・・・。

Accuracy Laboratory ~あきゅらぼ~で告知されていました通り、今回のPPSにはとても豪華な景品が用意されていました。 私は景品も魅力でしたが、先週の公式戦中止もあって公の場で射撃をすることがメインの目的でした。 本当ですよ?。 写真でバレバレですがw、いや、はい、私が頂きましたw

今回はFクラス2名、Pクラス8名の合計10名で行われました。 人数が多いのでブルズアイ及びNYLは3名づつ。 プレートのみ2名づつで行われました。 私の選手番号は5番でしたので、ブルズアイは2ターン目の中央射場になりました。 中央での射撃は久しぶりになります。 両脇に他の選手が居る状況というのはプレッシャーがかかるものですね。 

このところ本当に不調が続いており、自分でも原因が解らずスランプでした。 今回のPPSでなんとしてでも調子を取り戻したいという気持ちがとても大きく。 気合入りまくってました。 気合入り過ぎて最後はコケましたけれどねw

<ブルズアイ>

33thBull.jpg

撃ち順は毎度のごとく 左上→左下→中央→右上→右下 の順番です。

まずまずどころか自分的には点数に比例する満足度でした。 確かに変な力が入りすぎて疲労が溜まってしまいましたが、競技時間を最大限に使って良い感じで撃てたと思います。

やはり私はストレス(プレッシャー)に弱いというのを再認識しました。 緊張感が高まると身体の筋力コンロトールを失います。 サイティングでしっかり止まった状態を維持できていても、トリガーを意識した瞬間に手首に震えが発生しました。 グリッピングは少し前から力を入れすぎないようにする練習をしていたので、トリガーコントロールによるブレは減少してきていました。 その点を考慮すると、はやり手首の維持力が低下したように感じました。

視力とのバランスも今後の課題となりそうです。 サイティングの順番として、まずターゲットに焦点を合わせ、次にリアサイト・フロントサイトの順に焦点を合わせています。 トリガーを引く際の視点はフロントサイトに合わせているのですが、ストレス(プレッシャー)過多状態になると視点の維持ができなくなりました。 全体にぼやけてしまい正しいトリガーポジションが解らなくなってしまうのです。 今回は、その様な状態になったら、一度銃を下げ深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、改めて銃を構えなおす様に意識しました。

PPSはブルズアイの射撃時間が8分と長いので、1発当たりの所要時間を長く確保できます。 APSの場合、5発で2分と短いので、APSに向けてトレーニングする際はストレスコントロールが課題です。

 

<プレート>
33thplate.jpg
射順:1(O)・2(O)・3(O)・4(O)・5(X)

前の選手の競技を見ていたら見事満射を出していました。 私は前回のPPSの際に1枚という低記録を出していましたので、自分の今の状況(スランプ)を考えると、最低限前回以上(2枚以上)の記録を出そうという意識でいました。 ですが、目の前で満射を見ると意識しないわけありませんねw 緊張感が一気に上がってしまいました。

4番のセキさんも同じ気持ちだったようで、1枚目で外してしまってい、プレッシャーと戦っている姿が見えました。 ですがさすがセキさん、気持ちをしっかりと入れ替え、2枚以降全てを倒して40点を獲得されていました。

そして第3ターンの私の番です。 第1ターンの満射、第2ターンのセキさんの射撃を見た後です。 私のストレスは撃つ前からピークでした。 早鐘の様に打つ心臓を抑え、気持ちを落ち着かせるのに数十秒使ってしまいました。 気持ちを切り替える意味で、いつもと逆の順、左側から撃つ事に変更しました。 3枚目まで順調に進み、問題の4枚目となりました。 撃った瞬間、抜けたかミスったかの判断ができませんでした。 丁度背景の迷彩柄の黒が後ろにあり、判別不能でした。 色々と考えたのが失敗でした。 抜けてもミスっても最後まで同じリズムで撃つことが重要だと痛感しました。 リズムを崩してしまい、最後の一枚をミス。 集計の結果4枚目をクリアーしていたことがわかりましたが、尚更最後の1枚が悔やまれる結果となりました。

 

<Know Your Limits(NYL)>
33thNYL.jpg

他の選手と点数を競い合う「競技」ではありますが、私は普段あまり他の選手の点数を気にしていません。 もちろん勝つ事が目的ですし、勝てばとても嬉しいです。 ですが、私の根底には「競い合う相手は自分自身」という考えがあります。 記録を出す為に、今までの自分と戦うつもりで競技を行っていました。

そんな私ですが、今回は他の選手を思いっきり意識してしまいましたw

なんと4番のセキさんと、現時点でまったく同点数だったのです。 ブルの点数も同じ。 プレートの点数も同じ。 そしてハンデまでまったく同じでした。 つまりこのNYLで2人の順位が決まるわけです。 最高点の40点をマークすれば優勝も夢ではありません。

プレートの時以上に緊張感が高まり、プレッシャーに押し潰されそうになりました。 気持ちを抑える為に、20エリアを取るのではなく、2エリアから確実に取れる所まで進もうと意識しました。

2エリア、中央の黒円からだいぶ離れた着弾を確認しました。 やはり緊張に負けています。 8エリア、ギリギリ黒円に触れてるか触れてないか。 この結果が10エリアでの緊張感を限界まで上げてしまいました。 残り時間はかなり少ない、20エリアは諦めるしかないと判断しました。 なんとしてでも10エリアを取りたい。 その気持ちが大き過ぎて逆にストレスを上げる結果となってしまいました。 結果は右上部に大ハズレ。

競技終了後、セキさんとターゲットを回収すると、なんとセキさんも10エリア右上部に着弾を確認。 ミスったところまで同じ結果となりましたw

 

<トータルスコア>

ブルズアイ:94点
プレート:40点
NYL:0点
WINハンデ:-10 点
トータル:124点

PPSとしては敗北しましたが、自分自身の状態を再確認できた良い試合でした。 そして、セキさんという素晴らしい仲間と友情を深め合うことが出来たことがとても大きな収穫でしたw

表彰式の後、お待ちかねの抽選会です☆ 試合に負けましたが、かなりの充実感を味わっていたので豪華景品の事を忘れていましたw

いつも通りナンバープレートが回収され、栄えある勝者?が決まります。

「5番」

え? 自分じゃん!! やたーー♪

試合に負けて勝負に勝ちましたw 最後の最後に素晴らしい誕生日プレゼントを頂きました☆


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コメント 2

あづ

先日はお疲れ様でした。
そして遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。
点数を意識して撃つのは射撃の本質からは外れてるのでしょうけれど
点数を無視できるほど達観してないので点数も順位も
気になってしょうがないですw
またドつき合えるのを楽しみにしてますw
by あづ (2011-03-29 23:54) 

ふぁーむ

>あづさん

コメントありがとうございます。

こちらこそ遅くまでありがとうございました(^-^)

結論から言えば高得点を狙う競技ですから間違いではないのですけれどねw
ただ、銃を構えた瞬間に意識し過ぎてしまうのは私が未熟だからなのでしょう(苦笑)

ドつき会いww

これからも末長く宜しく☆w
by ふぁーむ (2011-03-30 10:09) 

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