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第26回ピンポイントシューティング参加 [精密射撃]

第26回ピンポイントシューティングに参加してきました。

先日傷めた手首がまだ微妙に痛むので、シングルハンドのAPS-3の使用を一時休止することにしました。 なので、今回はガスガンを使ってダブルハンドにてBクラスへ出場することに決定。

今回使用した銃は・・・。

m327pc.jpg

タナカのペガサスリボルバー「S&W PC M327 M&P R8」です。

サイトはAiMERのオープンタイプダットサイトをシングルドットで使用しました。

リボルバーでPPSに参加?! 実は前から一度やってみたかったんですw

自分の負傷を棚に上げて、どうせならこの機会に楽しんでしまえと急いで調整を始めましました。 トータルで4日間ほどかけて調整を行ったのですが、何をどうやってもまとまらない銃でした(苦笑)

この銃は可変ホップアップバレルの銃なのですが、精密射撃をするならホップアップは無い方が良いだろうと思い、無しでグルーピングテストを重ねました。 ところがいくら撃っても集弾している感覚がつかめません。シリンダーの同じチャンバーから発射された弾でも毎度弾道が変わってしまい、一向に落ち着きを見せません。 元々ペガサスシリーズはチャンバーに使われているパッキンにバラツキがあることで有名でした。 今回もたまたまハズレが多かったのかなと思っていました。 ふとあることに気が付きました。 もしかしたらノンホップなのが集弾しない原因なのではないか。 ご存知の通り、ホップアップシステムとは弾(BB弾)に縦方向の回転を加えることで飛距離を伸ばすシステムです。 つまりホップが無い状態ではバレルを通過する弾に回転が掛からない為、安定した飛行が行われないのではないか。 早速ホップアップの調節をしてみることにしました。 ホップアップは使用する弾の重さや微妙な形状の違いによって弾道のバラツキを発生させてしまいます。 今回は使用する弾はマルゼンSGM(弾径5.96mm(誤差±0.01mm)/0.29g)に限定して調整をすることにしました。

オープンサイトで5mレンジテストを繰り返し、なんとかグルーピング3cmに納めることができるようになりました。 やはりノンホップが多少影響していたようです。 それでもやはり常に安定しているとはとても言えない銃です(苦笑) 調子の良い時と悪い時の差が激しすぎます。 そこがリボルバーの楽しさでもありますけれどね。

テストをさらに繰り返し、グルーピングがこれ以上狭まらない事が無かったので(苦笑) ダットサイトの調整に移りました。 

私の好みで手持ちのオープンタイプの中からAiMERのサイトをチョイスし取り付けることにしました。 リボルバーにダットサイトを乗せると、オートマチックのサイト位置と比べてはかなり高い位置にサイトポジションがきます。 当然射撃フォームもそれに合わせる形になります。 オープンサイトだと、腕を真っ直ぐ伸ばした状態でサイトが目の前に合うのですが、ダットサイトを装着した銃はサイト位置が高くなるため、腕を少し下げたフォームになってしまいます。 普段行っている精密射撃のフォームと比べるとスピードシューティングのソレに近い感じがします。 ただし、今回行うのは精密射撃です(苦笑) 腕を少し下げた変形フォームで、短時間とは言えフォームを固定し続けるのは結構大変でした。 我が家にはガンレストなどありません。 最初はテーブルにグリップを着けた状態でゼロインしようと思いましたが、どうもシックリきません。 仕方が無いので普通にダブルハンドで正面撃ちすることにしました。 元が当たらない銃です。 サイトを何度合わせてもココだ!!というポジションがみつかりません(苦笑) これまた仕方が無いので、ひとまずシリンダー数だけまとめて何回か撃ち込み、集弾が良いポジションで固定することにしました。 最終的に調整に使った弾数は500発以上でした。

こんな銃で大丈夫なのか・・・。

不安とは裏腹に、妙に楽しんでいる自分が居ました(笑)

そんなこんなで、なんとか前日までにサイティング調整とダットサイトの調整が終り、本日のPPSへの参加となりました。

<ブルズアイ>
26thBull.jpg

まずはいつも通りブルズアイからスタートです。 

撃ち順はいつも通り左上→左下→中央→右上→右下の順です。

この銃のオリジナル(実銃)は44マグナムのフレームに357マグナムのシリンダーを取り入れた銃です。 シリンダーサイズは44マグのままなので357マグ用のシリンダーを装着すると8発装填することが可能になります。 タナカのこのモデルもその辺を忠実に再現し、シリンダー弾数は8発(実際にはもう少し入ります)。 PPSのブルズアイは10発の弾を使い、ひとつの的に2発づつ撃ち込みます。 シリンダーが8発なので、4枚撃った後2発を詰めることになります。 当然と言えば当然ですが、このテンポが撃っていてストレスの無い形になりました。

APS-3の場合、1発撃つごとにコンプレスト及び装填作業を行います。 その際に的から目が離れてしまう為、下手をすると目標を見失ってしまいます。 あれ?今何個目の的だっけ?何発撃ったっけ?? って(苦笑) しかし、リボルバーは(オートマチックも同じですが)ハンマーを起こすだけなので的から目を離すことがありません。 この差がこんなに大きいとは、自分でやってみて初めて感じました。

結果ですが、記録80点となりました。

正直もっと外すかと思っていました(苦笑) やはり多少バラツキはありましたが、思っていたより集弾していたように感じます。 マグレで9点は取れても10点は取れることが無いだろうと思っていましたので、予想以上の成果です。

<プレート>
26thplate.jpg

続いてプレートですが、これも予想外でした。

今までの調整&練習では集弾が2cm以内になることがありませんでしたので、プレートは不発に終わるだろうと思っていました。

通常オートマチックのガスガンはマガジン内にガスタンクを内蔵している場合が多く、競技中もグリップを常に握っている為、他のガスガンと比べてタンクが冷えにくい構造だと思います。 逆にペガサスリボルバーはガスタンクがシリンダー内にあります。 競技が始まるとタンクを外部から暖める手段が無くなります。 私もその辺が気になり、競技開始ギリギリまでシリンダーをアウトにして握って冷えないようにしていました。 そのおかげか、初弾はとても安定した弾道を描きました。 自分でもビックリしましたが、綺麗に一枚目のプレートに弾が吸い込まれました。 2発目は若干右にズレてハズレ。 3枚目はギリギリプレート内へ弾が入りクリア。 以降はガスタンクが冷えてきたように思え、弾道が安定しなくなりました。 一概にガスタンクの冷えだけが原因とは言えませんが、ペガサスリボルバーの欠点の一つと言えるでしょう。

でもまぁ0点だと思っていたプレートですが、結果2枚も倒すことができました。

意外と使えるかも? とか思っている自分が居ました。 単純ですね(笑)

<Know Your Limits(NYL)>
26thNYL.jpg

そして大きな課題であるNYLです。

これもプレート同様に点を取れることは無いだろうと思っていました。

今回は銃が銃なので、いつもの上得点エリアから狙う順ではなく、2点→8点→10点→20点の順で攻めて行きました。

初弾2ポイントエリアです。 センターを狙っていましたが僅かに右に反れて着弾。 得点エリアが大きいので問題無くクリアです。

次に8ポイントエリア。 着弾した直後、自分が一番信じられませんでした。 ど真ん中に着弾していました。 当然このポイントもクリアです。

しかし、次は外す予感がしていました。 過去の調整&練習で、連続して集弾した例がありませんでした。 おそらくチャンバーパッキンのバラツキが原因だと思われます。 その事が分かっていたのに、そのまま撃ってしまいました。 結果・・・大きく外れてアウト。 前と同じチャンバーに弾を詰めなおして撃ったとしても結果が良かったかどうか怪しいものですけれどね(苦笑)

残り1分以上ありましたが、あえてここで終了としました。

<トータルスコア>

ブルズアイ:80点
プレート:20点
NYL:0点
WINハンデ:Bクラスに出場した為ハンデ無し
トータル:100点

自分が100点取れるとは思っていませんでした(笑)

今回は勝負しようという気が最初からありませんでしたので(失礼・・・)終始楽しく撃たせて頂きました。

たまにはこういうのも有りじゃないかな☆

来月は負傷もちゃんと治して真面目に参加します!!

(いや、今回が不真面目というわけではないのですが・・・)


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